クリニックのホームページ制作でおすすめの会社とは?
失敗しない制作会社の選び方12項目

クリニックのホームページ制作会社を探すと、どの会社も

  • check「医療に強い」
  • check「集患に強い」
  • check「SEOに強い」

と説明しています。

しかし、実際の違いは、完成したホームページの見た目だけでは分かりません。

クリニックのホームページは、単に医院情報を掲載するためのものではなく、患者さんが受診先を決めるための重要な判断材料です。
また、開院後も診療内容、医師紹介、診療時間、採用情報などを継続的に更新していく必要があります。

そのため、制作会社を選ぶ際には、

  • check医療への理解があるか
  • check患者さんの視点で設計できるか
  • check公開後も改善を続けられるか

という3つの観点が欠かせません。

医療機関のホームページ制作・運用に携わってきたメディココンサルティングの視点から、失敗しない制作会社選びの12項目をご紹介します。

クリニックのホームページ制作会社を探すと、どの会社も

①医療機関のホームページ制作実績が十分にあるか

まず確認したいのは、医療機関の制作実績です。
ここで重要なのは、単に制作件数が多いかどうかだけではありません。

  • checkどのような診療科を制作しているか
  • check新規開業とリニューアルの両方に対応しているか
  • check保険診療と自由診療の違いを理解しているか
  • check都市部と郊外のクリニックの集患手法の違いを理解しているか

までを確認する必要があります。

内科、整形外科、皮膚科、小児科、心療内科では、患者さんが求める情報も、検索する言葉も、来院を決めるポイントも異なります。

制作実績を見る際は、デザインの好みだけでなく、自院と近い診療科や立地条件の実績があるかを確認することが大切です。


メディココンサルティングの視点

医療ホームページ制作では、「クリニックを制作した経験」よりも、「その診療科の患者行動を十分に理解しているか」が重要です。

②患者さんが知りたい情報から逆算して設計しているか

クリニック側が伝えたい情報と、患者さんが知りたい情報は、必ずしも同じではありません。
例えば、患者さんはホームページを見る際、次のようなことを確認しています。

  • check自分の症状を診てもらえるか
  • checkどのような医師が診療するか
  • check予約が必要か、直接来院でも診てもらえるか
  • check検査や治療にどのくらい時間がかかるか
  • check費用はどの程度か(特に自由診療の場合)
  • check駅や駐車場から通いやすいか
  • check初診時に何を持参すればよいか

クリニック側のPR文章だけでなく、患者さんの不安や疑問に答える構成になっているかが重要です。

メディココンサルティングの視点

良いホームページは、クリニックが伝えたい順番ではなく、患者さんが知りたい順番で情報が並んでいます。

③診療科ごとの集患特性を理解しているか

すべての診療科に、同じホームページ構成が適しているわけではありません。
例えば、内科では生活習慣病や発熱対応、小児科では予防接種や乳幼児健診、整形外科ではリハビリや対応疾患、消化器内科では内視鏡検査の流れや予約方法が重要になります。

また、患者さんが来院する範囲も診療科によって異なります。
地域住民を主な対象とするクリニックもあれば、専門的な検査や治療を求めて遠方から患者さんが来院するクリニックもあります。

制作会社が診療圏や診療科特性を理解していなければ、患者さんの検索行動とホームページの内容がずれてしまいます。

メディココンサルティングの視点

診療科が違えば、診療圏、検索キーワード、必要なページ、予約までの導線も変わります。
ホームページ制作は、診療科ごとに設計を変える必要があります。

④デザインだけでなく予約・来院までの導線を考えているか

見た目がきれいなホームページでも、患者さんが予約方法を見つけられなければ、来院にはつながりません。

特にスマートフォンでは、患者さんが短時間で次の情報へたどり着けることが重要です。

  • check電話予約
  • checkWEB予約
  • checkLINE予約
  • check診療時間
  • checkアクセス
  • check初診案内 など

予約ボタンを目立たせるだけではなく、患者さんが「このクリニックを受診してよい」と判断できる情報を提示したうえで、予約へ誘導する必要があります。

メディココンサルティングの視点

ホームページの目的は、予約ボタンを押してもらうことだけではありません。
患者さんの不安を解消し、納得して受診を決めてもらうことが重要です。

⑤医療広告ガイドラインを理解しているか

医療機関のホームページには、一般企業とは異なる広告上のルールがあります。
治療効果を過度に強調する表現、比較優良表現、患者さんの体験談、症例写真の掲載方法などには注意が必要です。

また、自由診療を掲載する場合には、治療内容、標準的な費用、治療期間、回数、主なリスクや副作用などの情報が必要になる場合があります。

制作会社が医療広告ガイドラインを理解していなければ、知らないうちに不適切な表現が掲載される可能性があります。

⑤医療広告ガイドラインを理解しているか

メディココンサルティングの視点

医療ホームページでは、魅力的に見せることと、適切に伝えることの両立が必要です。
表現を弱くするのではなく、根拠を示しながら正確に伝えることが大切です。

⑥原稿作成をクリニック任せにしていないか

ホームページ制作で意外に負担が大きいのが、原稿の準備です。

制作会社から「診療内容の文章を用意してください」と言われても、開業準備や日常診療で忙しい医師が、一から原稿を書くことは簡単ではありません。

また、医師が専門的に書いた文章が、そのまま患者さんに分かりやすい文章になるとは限りません。

制作会社には、院長へのヒアリングをもとに、

  • check専門的な内容を患者さん向けに整理する
  • check医院の特徴をわかりやすく言語化する
  • check検索されるテーマを盛り込む
  • check医療広告に配慮して表現する

という役割が求められます。

メディココンサルティングの視点

良い原稿は、医師の専門性を薄めるのではなく、患者さんに伝わる言葉へ変換した文章です。

⑦SEOを検索順位だけで説明していないか

SEOに強いと説明する制作会社は多くありますが、検索順位だけを追うSEOには注意が必要です。

重要なのは、アクセスを増やすことではなく、自院の診療内容と合った患者さんにホームページを見てもらうことです。

例えば、地域名と診療科名だけでなく、

  • check症状
  • check疾患名
  • check検査名
  • check治療方法
  • check診療時間
  • check専門外来
  • check駅名や地域名

など、患者さんが実際に検索するテーマを踏まえてページを設計する必要があります。

メディココンサルティングの視点

SEOの目的は、検索順位を上げることだけではありません。
自院が対応できる症状や疾患を探している患者さんと、ウェブ上で適切に出会うことです。

⑧SEO・MEO・広告を一体で考えられるか

患者さんがクリニックを探す方法は、ホームページの検索だけではありません。
Googleマップ、検索広告、SNS、医療情報サイト、口コミなど、複数の接点を経由して来院先を決めています。
そのため、ホームページだけを制作して終わるのではなく、

  • checkSEO対策
  • checkMEO対策
  • checkリスティング広告
  • checkMeta広告
  • checkGoogleビジネスプロフィールの最適化
  • checkアクセス解析とサイト改善

までをも含めて、役割を整理できる会社が望ましいと考えます。

例えば、SEOで時間をかけて認知を広げながら、新規開業直後はリスティング広告で検索需要を取り込むなど、状況に応じた使い分けが必要です。

メディココンサルティングの視点

ホームページは集患施策のゴールではなく、SEO、MEO、WEB広告から患者さんを受け止める中心的な場所です。
SEOだけではなく、MEOやウェブ広告運用まで見据えたホームページ制作ができる会社を選ぶ必要がります。

⑨公開後の更新体制が明確か

ホームページは、公開した時点で完成ではありません。
開院後には、次のような更新が発生します。

  • check診療時間の変更
  • check休診や代診のお知らせ
  • check医師の入退職
  • check新しい検査や医療機器の導入
  • check予防接種や健診のタイムリーな案内
  • checkスタッフの採用情報
  • check自由診療の料金変更
  • check制度改正への対応

制作時の担当者は丁寧でも、公開後は問い合わせ先が分かりにくい、返信が遅い、担当者が頻繁に変わるというケースもあります。

契約前に、更新依頼の方法、対応する部署、標準的な対応期間、追加料金の有無を確認しておく必要があります。

⑨公開後の更新体制が明確か

メディココンサルティングの視点

クリニックのホームページ制作会社は、制作力だけでなく、更新を継続できる組織力で選ぶべきです。
ホームページの更新体制や更新専任担当者との相性などもしっかり見極めることが大切です。

⑩アクセス解析を改善提案につなげているか

アクセス解析レポートを受け取っても、閲覧数やユーザー数が並んでいるだけでは、何を改善すべきか分かりません。
重要なのは、数字から課題を読み取り、具体的な改善につなげることです。

例えば、

  • check診療内容ページは見られているが予約につながっていない
  • checkスマートフォンで予約ページから離脱している
  • check特定の疾患ページへの流入が増えている
  • checkアクセスページの閲覧後に電話が増えている
  • check検査ページの情報が不足している

といった状況を分析し、ページ追加や導線改善につなげる必要があります。

メディココンサルティングの視点

アクセス解析は、過去の数字を報告するためのものではありません。
次に何を改善するかを決めるために行うものです。

⑪料金だけでなく契約内容が明確か

初期制作費が安く見えても、契約期間や月額費用を含めると、総額が高くなることがあります。
契約前には、次の点を確認してください。

  • check初期制作費
  • check月額管理費
  • check最低契約期間
  • check中途解約の条件
  • checkページ追加費用
  • check更新費用
  • checkサーバーやドメイン費用
  • check写真撮影費
  • check原稿作成費
  • checkホームページの所有権
  • check解約時のデータ移管
  • checkドメインの所有者名義

特に注意したいのが、リース契約や長期の割賦契約、ホームページやドメインの所有権です。

制作費の安さだけではなく、5年間程度の総支払額と、契約終了時に何が残るかを確認する必要があります。

メディココンサルティングの視点

ホームページの価格は、制作時の金額だけでは判断できません。
公開後の管理、更新、改善まで含めた総額で比較することが大切です。

⑫自院に合わないことも説明してくれるか

すべてのクリニックに同じホームページや集患施策が必要なわけではありません。
立地や診療科、競合状況、診療時間、医師の専門性、対応できる患者数によって、必要な施策は異なります。

例えば、予約枠がすでに埋まっているクリニックに、広告でアクセスだけを増やしても意味がありません。
一方、新規開業で認知がなされていない場合、ホームページを作るだけでなく、MEOや広告を組み合わせる必要があることもあります。

自社の商品をすべて勧めるのではなく、不要な施策や優先順位の低い施策についても説明してくれる会社が望ましいでしょう。

メディココンサルティングの視点

おすすめできる制作会社とは、何でも提案する会社ではありません。
自院の状況に応じて、今やるべきことと、今はやらなくてよいことを説明できる会社です。

クリニックのホームページ制作会社を比較するチェックリスト

制作会社へ相談する際は、次の質問をしてみてください。

  • check自院と同じ診療科の制作実績はありますか
  • check新規開業とリニューアルのどちらに強いですか
  • check原稿作成はどこまで対応してもらえますか
  • check医療広告ガイドラインは誰が確認しますか
  • checkSEOはどのような考え方で行いますか
  • checkスマートフォンの予約導線はどのように設計しますか
  • check公開後の更新は誰が担当しますか
  • check更新にはどのくらいの期間がかかりますか
  • checkアクセス解析後に改善提案はありますか
  • checkMEOやリスティング等のWEB広告も相談できますか
  • check契約期間と解約条件はどうなっていますか
  • check解約後、ホームページとドメインはどうなりますか

複数社に同じ質問をすることで、料金表やデザインだけでは分からない違いが見えてきます。
おすすめの制作会社はクリニックによって異なります

クリニックのホームページ制作会社を選ぶ際、知名度や制作費だけで決めることはおすすめできません。
重要なのは、自院の診療方針、診療科、立地、患者層、将来の展開を理解し、公開後も継続的に支援してくれる会社かどうかです。

メディココンサルティングでは、ホームページを制作物として納品するだけではなく、患者さんに必要な情報を届け、クリニックの成長に合わせて改善していくための基盤として考えています。

クリニックのホームページ制作はもちろん、そのリニューアルやSEO対策、MEO対策、WEB広告、公開後の運用についてお悩みの場合は、自院に必要な施策を整理するところからご相談ください。