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SEO対策「ユーザーが求めているもの」のヒント

今回は、SEO対策に有効な「オリジナリティの高い記事」を作成する時のヒントとなるキーワードの検索方法についてです。 検索エンジンGoogle chromeの逆サジェスト機能を使用します。

サジェスト機能とは

今回のテーマについてご案内するにあたり、まずはサジェスト機能についてご説明(ご案内)いたします。

Google chromeのサジェスト機能とは、検索ワードを入力した際に関連するキーワードを候補として表示する機能を指します。 例えば「生活習慣病」で検索をしますと、それに続くワードとして「種類」「原因」「症状」などの候補が表示されますが、これがサジェスト機能です。

「あなたの知りたいのはこういう事ではないですか?」という提案【=サジェスト(suggest)】をする機能であり、調べたい言葉がすべてわかっていなくても調べられる、入力にかかる手間を省けるなどのメリットがあります。内容次第では検索ワードを入力した時点で結果が分かってしまうケースもあります。

また、この機能は自身が検索したことのあるキーワードでなくとも、一定数以上の検索ボリュームがあれば候補として表示されるようになっている為、流行のワードやタイムリーな話題になっている事柄などを、サジェストを通して知る事もできます。

逆サジェスト機能とは

サジェスト機能は、入力した親キーワードに対して、子キーワードが候補として表示されますが、逆サジェストはこの反対になります。
つまり、「生活習慣病」であれば、「生活習慣病」を子キーワードとする親キーワードが何かを調べる事ができるのです。

「生活習慣病」の場合ですと、まず「生活習慣病」と入力してから、文頭に「_(アンダーバー)」を付け足します。

【_生活習慣病】

このように検索しますと、通常であれば、「生活習慣病 種類」「生活習慣病 原因」「生活習慣病 症状」と表示される候補が、「がん 生活習慣病」「歯周病 生活習慣病」のように、他の親キーワードに対する、子キーワードとしての生活習慣病が表示されます。

これは「がん」や「歯周病」の関連ワードとして、「生活習慣病」を調べているユーザーが一定数以上存在する事を示しています。

逆サジェスト機能をホームページの検索対策に活用

上記の例の場合ですと、生活習慣病の事をホームページ内に記載していても、歯周病という言葉はホームページに一切無いといった場合、歯周病という言葉を意図して盛り込むことで、これまでは取り込む事のできなかった、別の角度から生活習慣病について調べていた患者様を取り込むきっかけにもなり得ますので、強化されたいワードがございましたら、ご参考になさっていただけますと幸いです。

但し、上記のような活用法は、注意が必要です。
実際のクリニック・病院運営や方針とは関わりの無いワードを意図的に盛り込む事は、患者様の不要な誤解や行き違いを生む可能性も孕んでおります。
その為、実際にテキストとして盛り込む場合は、あくまで自然な形である事や、クリニック・病院の実情や方針に即している事が肝要です。

補足

何らかのワードに対して、子キーワードになりにくい検索ワードの場合は、逆サジェストの結果自体が出ない場合もあります。
また、逆サジェスト検索をしても、出てくる候補のすべてが逆サジェストの結果になるわけではありません。検索ワードが通常のように前にある候補は、逆サジェストには当てはまりませんので、この点についてご留意ください。

参考サイト:グーグル検索の「逆サジェスト」を知っていますか?